保坂兄弟の保坂学です。会社経営をしていて美容整形に触れますが、有名芸能人に憧れた恐ろしい事故がありました。

カナダ出身の22歳、セイント・フォン・コルッチ。彼はBTSのジミンに憧れ、整形手術で自らの容姿を変えることに決意しました。しかしその夢は悲劇へとつながりました。今回は、彼の整形に賭けた夢と合併症からくる悲劇について掘り下げていきましょう。

1. カナダからの夢の舞台、韓国での苦悩

カナダから韓国へ移住したコルッチ。彼は芸能界で成功するために努力しましたが、西洋的なルックスがコンプレックスとなり、仕事が得られない苦悩に直面していました。この苦境からの脱却のため、彼はジミンのような容姿を手に入れるべく、整形手術の道を選びました。

夢に向かって努力する若者が、外見への過度な変化に走る危険性が浮かび上がります。韓国のエンターテインメント業界の美意識に対する課題も浮き彫りになりました。

2. BTSジミンを目指しての整形手術の過程

コルッチはジミンの役を演じるドラマの話を受け、その外見に近づくために1年間で合計12回、総額3000万円にも及ぶ整形手術を受けました。鼻や顎のインプラント、フェイスリフト、アイリフト、眉毛リフト、クチビルの縮小など、彼は自らに厳しい要求を課しました。

整形手術を通して、外見の変化に追いつけない心身の変調が生じ、彼の行く末は予測不能となりました。美の基準に縛られず、自分を大切にする重要性が浮かび上がります。

3. 合併症からくる悲劇

コルッチのコンプレックスだった四角いアゴを改造する手術で使用されたアゴのインプラントが感染症を引き起こし、その後の手術で取り除かれました。しかし、手術後に彼の体調は急変。翌朝、彼は若さの中でこの世を去りました。

整形手術の合併症がもたらす危険性が明らかになりました。外見追求の代償として、生命が危険にさらされる可能性があることを肝に銘じる必要があります。

コルッチの死は、美への執着がもたらす悲劇の一例でした。夢に向かって努力することは素晴らしいことですが、それが健康や生命に影響を与える可能性も忘れてはなりません。美への価値観にとらわれず、自分を大切にし、安全な方法で自分を表現することが重要です。