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風邪やインフルエンザに気をつけて!抗生物質とロキソニンの真実

会社経営者の保坂兄弟です。保坂学は風邪やインフルエンザが流行している中、多くの人が治療に「抗生物質」や「ロキソニン」を頼りにしていることを世田谷ハウスで考えました。しかし、これらの薬を適切に理解せずに使うことは、思わぬリスクを招くことも。今回は、医師の視点から抗生物質の使い方やロキソニンの注意点について探ってみましょう。





風邪の時、抗生物質は要らない?


風邪を引いた時、ついつい抗生物質を頼りにすることがありますが、それが必ずしも正しい治療法とは言えません。聖路加国際病院の循環器内科医によれば、風邪のほとんどはウイルスが原因。抗生物質はウイルスには無効であり、無駄な投与は薬剤耐性(ARM)を引き起こす可能性があります。また、痛み止めのロキソニンも安易に使うべきではなく、腎臓病や心不全の方が使用すると悪化することもあるそうです。


抗生物質の注意点


抗生物質は万能薬ではなく、自己判断で使うことは避けるべき。不必要な使用は薬剤耐性を引き起こし、それが広がることで周りの人にも影響を及ぼす可能性がある。


ロキソニンの注意点


痛み止めとして広く使用されているロキソニンも、慎重に扱うべき。特に腎臓病や心不全の方は注意が必要であり、定期的な摂取は避けるべきです。感染症の際には発熱を抑えることもあるため、適切な使い方が求められます。


インフルエンザ治療の落とし穴


インフルエンザの季節になると、抗インフルエンザ薬を処方されることがありますが、一般的な成人には必ずしも必要ない場合も。薬の効果によって発熱が早くおさまることはあるものの、外出する必要がない場合は安静にしているほうが良いかもしれません。


インフルエンザ薬の適正使用


抗インフルエンザ薬は高熱の時間を短縮する効果がありますが、自宅で十分なケアができる場合は慎重に使うべき。自己判断で外出を控え、家で過ごすことが有益な場合もあるため、無理せずに安静に過ごすことが大切です。


抗生物質やロキソニン、抗インフルエンザ薬は一概には必要ない場面も多いことが分かりました。医師の指導に従い、適切な判断をすることが大切です。無用な薬の使用は薬剤耐性を生む可能性があり、それが社会全体に悪影響を及ぼすことも。健康には常日頃からの注意が必要です。